*Complex+Drive*

勝手に上から目線の、真っ黒な。

転職という名の駆け引き。

さて、年末年始に転職を考え始めて、実際に転職サイトに登録したり、転職エージェントの面談を受けたりしました。我ながら意外と行動力は持ち合わせているのです。

 

実際は最近の求人事情や、自分の市場価値を確認して、無理そうであれば意地でも今の会社で正社員にしがみついてやると思ってました。世帯主ですし、猫もいますしね!こっちは生活かかっているんで。

転職エージェントさんから言われた意外な一言は「年齢は特に気にされる必要ないですよ」とのこと。営業トークかもしれませんが、こちらも大人なので「そうなんですね、安心しました」と返しておきました。

求人も相変わらず面白い仕事がけっこうゴロゴロしていて、ちょっと眺めるだけでは物足りなくて実際に応募してみることにしました。採用されるか分かりませんし、こっちだって本当に希望に適った会社か確認してみたい。

 

しかしながら、今の会社にはそんな素振りを一切見せていません。元々、4月の昇給を以て自分に対する会社の姿勢を確認し、それに不満があれば転職しようと考えていたからです。つまり、今の会社が自分をどう考えているのか、そこがまだ測りかねているところなのです。

もしかしたら「生活があるので、もっと給与も待遇もいい会社に転職を考えています」と切り出したら、慌てて昇給や待遇を見直してくれるかもしれない。40という年齢も考えると、新しい職場でまたイチから新人として出直すよりも、勝手知ったるこの場所で業務改革を推進するほうが面白いかもしれない。

そうなると懸案となるのは退職金制度がないことと、何より社長の人間性が嫌いだし、このところ社員は増えないのに業務だけ拡大するという末期的な疲弊を助長しているので、会社の将来性が疑われるところであろうか。(何だか転職するのに十分な理由が揃っているようにしか思えないけど)

逆にこれまでの人材切り捨てを鑑みるに「給与や待遇に不満がある?資格も取らせてやったのに、恩を仇で返すとは不貞野郎だ、今日限りで辞めちまえ」と言われる可能性も十分にある。そうなると転職が決まる前に退職を迫られるかもしれない。それだけはあんまりにも危ない橋なので渡りたくないなぁ。

 

そんな訳で、うまい立ち回り、駆け引きをしっかり進めなければならないのでした。

正直に焦らずブレずに行きたいと思います。