*Complex+Drive*

勝手に上から目線の、真っ黒な。

在宅ワークを社長にダメ出しされた話。

「は?なんで?」という怒りが先行してます。

こんばんは。ゆかです。

まだちょっと本人(社長)に直談判できていないので、事態が好転することを祈るばかりです。

 

私が在宅したいワケ

ぶっちゃけ“猫”です。限られた時間をより多く、大好きな猫と一緒に過ごしたいと考えるのは普通のことではないでしょうか。コロナ前はそんなこと無理だと思ってました。“家で仕事をすること”はある個人事業主の一部でしか実現しないと思われていたからです。しかしこのコロナで状況は一変し、会社員でも一部の職種では、環境さえ整いさえすれば“家で仕事をすること”が可能だという事実がつまびらかにされたのです。

私はとあるリフォーム会社で、事務とたまに資料作りや図面作成を仕事にしてますが、ソフトの入ったPCさえあれば自宅でもできる仕事です。(完全に在宅になるなら、メーカーカタログや見本帳も自宅に置く必要はあると考えてますが)そして私は、もともとの目的はゲームと動画作成でしたが、在宅ワークも見据えて、この夏机と椅子とPCを購入し、最近プリンターとスキャナも購入しました。

 

降って湧いた相談のタイミング

先月、人事考課の面談があり、直属の上司に「将来的に在宅勤務を希望している」と告げました。この“将来的に”というのは、猫が年をとった時には必ずそばにいようと心に決めているからです。いつかはその時がくるのだから、その準備を今から進めているわけです。

すると上司は理由も聞かず、来年から週に一度在宅の日を設けましょうと言ってくれました。休み明けは事務仕事もたまっているから、自宅でそれらの処理を集中してやってもらえると助かるとも言われました。私の中で一番のハードルはこの直属の上司だったのでとても嬉しかった。なぜなら、この会社が完全在宅制を取れないもっともくだらない理由として、電話応対とFAX対応があるからです。特に電話はクライアントからも施主からも山のように掛かってくるので、事務員の誰もが自分の仕事の手を止めて電話応対をしています。1人の在宅を認めるということは、その電話応対から逃れられる、つまり実質人手が減るため、他の事務員から反感を買う可能性が高いのです。そのためきっとこの上司も私の申し出にいい顔はしないだろうし、それらを理由に認めないだろうと考えていたのです。

しかし、私はこの時失念していました。この会社の一番の癌が社長であることを。

 

急に告げられた在宅不可

週明けに出社すると、上司から社内メールで「社長が特別な理由のない在宅は認めないそうなので、あの話はなかったことにしてください」と連絡が入っていました。そうでした。うちにはちょっと頭のおかしい社長がいるんでした。どのくらいヤバいかというと、人並みにヤバいのですが、プライドが高く・照れ屋で・気分屋で・社員には食い物を与えておけばいいと考えていて・それでいて小心者で・見栄っ張りで・ケチで・社員や職人は使い捨てだと思っていて・イエスマンしか置いておきたくなく・責任転嫁が得意で・息子や娘を会社に来ない役員に抜擢し・自分は不動産経営もしていて会社に来ることもなく・年に何度もインフルエンザに罹ってドタキャンし・PCが使えないくせに・iPadを持ってることをやたらと自慢し・未だに接待=ゴルフで・社員の文句は女性社員にしか言えず・女性社員相手にしかキレることもできない程度にはヤバい社長です。ちなみに私は世界で一番この社長を軽蔑しています。

(※私は社長を軽蔑している。参照)

そんな社長は、コロナ禍が騒がれ始めた2020年2月頃「テレワーク導入して。無理して人に会わなくていい。無理言ってくる仕事は断っていい」などと“社員思いの経営者”のフリをしていましたが、一週間も経たないうちに「コロナやばいな。売上どうだ?挨拶回りしよう」などと真逆のことを言ってきました。自分の金と保身しか考えていない、典型的なダメ経営者です。

そういう社長が私の在宅を認めないというのには「こいつ、サボろうとしてるな、許さんぞ」という気持ちが一番でしょう。在宅=サボりという疑いの目しか持てない古臭い脳みそが透けて見えます。2つ目は「それなりの金をやってるんだからもっと働け」と思っているはずです。会社の中ではちょっとだけいい給料かもしれませんが、数千円という微々たる差です。更に私は社内で唯一の資格を3つ持っています。この資格は会社のお金で取りました。だから社長の中では「俺が取らせてやった。俺のために働け」という意識が当然のようにあるのでしょう。まあ、この気持ちはわからなくもありませんが、自分の資格をどう使おうと私の勝手です。

さて、こういう低い人間性をもった人間を相手にすることは、容易ではありますが、非常に面倒くさいです。私は面倒くさいことが嫌なのですが、自分の人生のためです。ここぞというタイミングを見計らって交渉するしかありません。今社長は完全に私から逃げモードに入ってるので、無理に話しかけても逆ギレされることが目に見えています。急がずじっくり行きましょう。

 

世の中よ、早く変われ

実際、私は何度か家の事情で在宅したことがあります。通勤のための往復という時間がゼロであるということだけで、仕事に対する思いがこんなにも変わるものかと思いました。これまで勤務中というのは、自分にとって煩わしさしかなく、開放感は家で味わうものでした。しかしその《家》で働くことにより、一つの自由の上で仕事というタスクをこなす充足感を得られることがわかりました。たしかに、この考え方については一面的で、私の同居人なんかは家に仕事を持ち込みたくないという“オン・オフはしっかり分けたい派”だったりします。いや、だからこそ経営者は、この多様性の時代に「家で仕事をしたい」「オフはしっかり切り替えたい」というそれぞれの《働き方》を認めざるを得ないのでしょうか。それを認めなければ、社員が集まらないのです。

実際、私は在宅NGを出されたあとも、家で働くことを諦めていませんし、それを実現するための方法を模索しているところです。お金は大事です。また、毎月一定の額が振り込まれる現状(会社員)も大事です。現状を崩さず、かつそのために全振りすることもなく、いかに自分に合った働き方をするか…こんなこと大学のうちに考えられればよかったんですが、時代性もあるので仕方ないでしょう。

コロナ前には決して戻りたくはありません。アフターコロナが急速に普及して、とんでもバカ社長でも多様性を認めざるを得ないような、もしくはとんでもバカ社長の元で働かなくても済むような世の中がすぐに来てくれたらいいなと思います。

 

とりあえず武器は手に入れた。これと自分を活かしてお金に変える方法を模索しよう。