*Complex+Drive*

勝手に上から目線の、真っ黒な。

知っておきたい初めての賃貸契約【2】

アパートやマンションを借りる時、決め手は駅近?家賃?間取り?
それらももちろん大切ですが、入居中・退去時のトラブルはけっこうあるもの。
「知ってれば損しなかったのに!」「入居前に確認すれば良かった」と後悔しないための、仲介業者が教えてくれないポイントをまとめてみました。

2 設備の不具合は全て家主の責任

入居時に備わっていたもろもろの家電や家具・内装はその部屋の“設備”と呼ばれます。
そしてその設備は全て家主の持ち物です。
なので例えば設備のエアコンが急に使えなくなったとか、トイレのタンクから水漏れしてるなどの場合、自分で電気屋を呼んだり水道屋を呼ばずに、物件を紹介した仲介業者や家主に報告しましょう。貴方に過失が無ければ、修理費用は家主が負担することになります。その代わり素早い問題解決は期待出来ませんので注意して下さい。間に人が入るぶん、対応してもらうには時間が掛かります。
もしどうしてもすぐに直したいなら自費を覚悟で設備屋を呼ぶのも手ですが、後々のトラブルにつながる事が多いのでおすすめ出来ません。
家主を通す場合には、いつも決まった業者に頼む事が多いので、建物の構造をよく理解したり、余計な工事が付随しないというメリットがあります。もし貴方が依頼した設備屋が行った工事で、建物全体の不利益を被った場合には多額の賠償問題にまで発展しかねません。また、よくテレビのCMなどで見かけるフランチャイズの設備屋は歩合制であることが多く、一ヶ所の工事にあれこれと別の工事を乗せてくることが間々あります。自分の知識に自信が無ければ太刀打ちすることは到底難しいです。ですから最初に"自腹を覚悟で"と前置きさせていただきました。

設備トラブルは自分で解決せず、まず仲介業者や家主に相談することです。入居を決める前にまず「トイレが流れなくなったらどこに相談すればいいですか?」など、確認しておくのも良い方法です。